対策記事
玉手箱の電卓は使っていい。ただしテストセンターでは使えない
更新日: 2026-08-09
自宅のパソコンで受ける玉手箱・Web-GABでは、電卓を使って構いません。むしろ使わないと時間内に終わらない問題量です。一方、テストセンターに出向いて受けるC-GABでは、持参した電卓は使えません。つまり、あなたがどちらの形式で受けるかで、準備すべきことが変わります。
受検形式によって電卓の扱いが異なる
玉手箱系のテストには、自宅などで受ける「Web方式」と、指定会場で受ける「テストセンター方式(C-GAB等)」があります。一般に、自宅で受けるWeb方式では自分で用意した電卓の使用が前提とされていることが多く、テストセンター方式では会場のルールに従う必要があります。実際の運用は企業・会場によって案内が異なるため、必ず事前に届く受検案内を確認してください。
自宅受検(Web方式)の場合
自宅で受けるWeb方式は、電卓の使用を前提とした難易度・時間設定になっているとされています。受検前に電卓を手元に用意し、実際に使い慣れておくと、本番でのタイムロスを防げます。
テストセンター方式の場合
テストセンターで受検する形式は、会場のルールに従う必要があります。持ち込みが認められない場合や、画面上の電卓機能のみ使用可能とされる場合もあるため、事前の案内を必ず確認し、案内がない場合は問い合わせることをお勧めします。会場での具体的な流れは、C-GABの服装・持ち物で解説しています。
電卓の使い方で、同じ問題でも速さが変わる
電卓は「持っていく」だけでなく「どう使うか」で差がつきます。最も効くのは、途中の計算結果を紙に書き写さないことです。書き写す動作そのものに時間がかかるうえ、写し間違いという新しいミスの原因にもなります。できるだけ電卓の中だけで計算を続け、最後の答えだけを読み取るようにします。もう一つは、手元ではなく画面を見ながら打てるようにしておくことです。数字を打つたびに視線が電卓と画面を往復すると、その分だけ遅くなります。ブラインドで打てるようになると、1問あたり数秒が変わります。
電卓を使っても時間が足りない理由
「電卓が使えるなら計数は楽なはず」と思いがちですが、実際にはそうなりません。玉手箱の計数は1問あたり約52秒ですが、その大半は表やグラフから必要な数字を探す時間に消えます。純粋に計算する時間は15秒程度しかありません。つまり、電卓は計算を速くしてくれますが、数字を探す速さは変えてくれないということです。時間が足りない原因の多くは計算ではなく、情報探索の遅さにあります。この点は表より先に設問を読む解き方で詳しく書いています。
逆に言えば、電卓を何度も叩くような複雑な計算が必要だと感じたときは、設問や表を読み違えているサインである可能性が高いです。玉手箱の計数は計算の複雑さではなく情報探索の速さを測る形式なので、手の込んだ計算を求められている感覚があれば、いったん設問に戻って読み直すほうが速いことがよくあります。
電卓なしでも対応できるようにしておく
どちらの形式に当たっても困らないよう、暗算・概算での処理速度も鍛えておくのが安全です。当サイトのテストセンター/暗算モードは、電卓なしでも対応しやすい数値(きりのいい数字)で出題しており、電卓に頼らない処理速度の訓練に使えます。テストセンター形式で受けると分かっているなら、早めにこのモードに切り替えて練習しておくと、当日の暗算・筆算に頭が慣れます。
スマホの電卓でもいいのか
自宅受検で監視のない形式であれば、物理的には使えます。ただし、おすすめはしません。理由は3つあります。着信や通知で画面が切り替わると、それだけで数秒を失います。画面の切り替えそのものにも時間がかかります。そして、監視カメラを使う形式の場合、スマートフォンの操作が不正とみなされる可能性があります。数百円の電卓を1つ用意しておくほうが安全です。
どんな電卓を選べばいいか
高機能なものは不要です。玉手箱の計数で使うのは四則演算とパーセント計算だけなので、関数電卓は要りません。むしろ、関数電卓や、電卓機能のついたスマートウォッチ・多機能端末は、形式によっては使用が認められないことがあるため避けたほうが無難です。選ぶ基準は、手元を見ずに打てるかどうかです。ボタンが小さすぎず、押した感触が分かるものを選んでください。画面から目を離さずに打てると、それだけで1問あたり数秒が変わります。
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