攻略法
玉手箱・GABの「差額」問題の解き方
玉手箱・GABの計数でよく出題される「差額」の問題は、表の中から2つの数値を見つけて引き算するだけのシンプルな設問です。実際の例で解き方を確認してみましょう。
「差額」で問われること
差額の問題は、表の中にある複数の項目から設問文が指定する2つを正しく特定し、大きい方から小さい方を引くだけで解けます。項目数が多い表では、設問文が指している2つの項目を取り違えるのが最も多いミスです。
実際に解いてみる
| 地域 | 販売台数(台) |
|---|---|
| 東日本 | 3,200 |
| 西日本 | 2,750 |
| 中部 | 1,900 |
問題:東日本と西日本の販売台数の差はいくらか。 A. 250台 B. 450台 C. 850台 D. 1,300台 E. 5,950台
正解はB(450台)です。3,200−2,750=450。表に3つ以上の項目があるときに、設問文が指す2項目を読み間違えないことが最大のポイントです。
この形式でやりがちなミス
最も多いのは、行や列の取り違えです。売上の行を見るべきところで利益の行を見てしまう、東日本を見るべきところで西日本を見てしまう、という取り違えが失点の大半を占めます。次に、引く順序です。「AはBよりいくら多いか」のように向きが決まっている設問では、A−Bの順で引きます。単位が混在している表では、引く前に単位を揃えることも必要です。当サイトの計数問題は、隣の行を読んでしまった場合の差などをそのまま誤答に置いているため、「選択肢の中にあった」ことは正しさの確認になりません。確認すべきは、設問が指す2項目を正しく選べているか、です。詳しくは表より先に設問を読む解き方を参照してください。
もう1問、差の変化(差の差)を問う形で解いてみる
| 会社 | 前期売上(百万円) | 当期売上(百万円) |
|---|---|---|
| A社 | 4,500 | 5,100 |
| B社 | 3,200 | 3,400 |
問題:A社とB社の売上の差は、前期と当期でどれだけ変化したか。 A. 200 B. 400 C. 600 D. 1,300 E. 1,700(単位:百万円)
正解はB(400)です。前期の差は4,500−3,200=1,300、当期の差は5,100−3,400=1,700、その変化は1,700−1,300=400。前期の差1,300(D)や当期の差1,700(E)をそのまま答えにしないよう注意します。A社だけの増加600(C)、B社だけの増加200(A)も誤答として並びます。「何と何の差を、さらにどう比べるのか」を段階的に整理するのがコツです。
速く解くコツ:概算で選択肢を絞る
正確に引く前に、上位2桁だけで概算します。3,200と2,750なら、32と28で見て差は約400〜500と見当がつきます。桁数の多い数どうしでも、上2桁の引き算で選択肢はほぼ絞れます。最初の例で言えば、250や1,300、5,950といった大きく外れた選択肢は、この概算だけで即座に消せます。
電卓が使えないときは
C-GABなどテストセンター形式では電卓が使えません。暗算では、桁を揃えてから、小さいほうに足していく方法が速いことがあります。3,200−2,750なら、2,750に250足して3,000、さらに200足して3,200なので、差は250+200=450と求まります。単位が混在している表では、引く前にまず単位を統一します。テストセンター/暗算モードで電卓なしの練習ができます。
この形式を無制限に練習する
「差額」だけを集中的に演習できます。毎回異なる数値の表が出題されるため、パターンそのものを体に覚えさせられます。
本ページの問題は、特定の試験提供会社・団体とは無関係の、独自形式に準拠したオリジナル問題です。実際の試験問題の転載・再現ではありません。