就活テスト.com

攻略法

SPI「順序」推論の解き方

「順序」は、複数人の順位について、いくつかの条件(誰が誰より上位か、など)から、ア・イ・ウの3つの推論のうち「必ず正しいもの」または「必ずしも誤りとはいえないもの」を判定する問題です。SPI非言語の中で最も出題数が多いパターンです。

「順序」推論の考え方

条件をすべて満たす並び方は、1通りとは限りません。複数の並び方がありうる場合、ある推論文が「必ず正しい」と言えるのは、条件を満たすすべての並び方でその推論文が成り立つときだけです。逆に、条件を満たす並び方が1つでも見つかり、そこでその推論文が成り立たなければ、「必ず正しいとは言えない」と判定できます。

実際に解いてみる

問題:あるコンテストにT、R、P、S、Qの5人が出場し、同着なく1位から5位までの順位が決まった。 ⅰ) TとRの間には1人だけいる ⅱ) TはPより上位である ⅲ) Rは2位である 次のア、イ、ウの推論のうち、必ず正しいものはどれか。 ア Tは2位ではない イ RはTより上位である ウ PはTより上位である A. アだけ B. イだけ C. ウだけ D. アとイの両方 E. アとウの両方 F. イとウの両方 G. アとイとウのすべて H. 必ず正しい推論はない

POINT

正解はD(アとイの両方)です。ⅲより、Rは2位です。ⅰより、TとRの間には1人だけいるので、TとRの順位差は2。Rが2位なので、Tは4位に決まります(0位はないため4位しかありえません)。ⅱより、TはPより上位なので、残る5位はPです。ここまでで順位がT=4位、R=2位、P=5位に確定するため、ア(Tは2位ではない)とイ(RはTより上位)は条件を満たすどの並び方でも成り立ちます。ウ(PはTより上位)は、Pが常に5位(最下位)である以上、成り立つことはありません。

この形式の核心:反例の見つけ方

「必ず正しいとは言えない」と判定するには、条件をすべて満たしながら、その推論文だけが成り立たない並び方を1つ見つければ十分です。すべての並び方を確認する必要はありません。逆に「必ず正しい」と判定するには、反例が存在しないことを確認する必要があるため、実質的にすべての並び方を検討することになります。この非対称性を理解しておくと、「反例が1つ見つかった時点で、その推論文の検討を打ち切ってよい」と判断でき、時間を節約できます。

速く解くコツ:条件の強い順に並びを絞り込む

「1位である」のような具体的な条件から先に確定させ、そこから「Aより上位」のような相対的な条件を当てはめていくと、候補となる並び方を早く絞り込めます。全ての並び方を1から列挙するのではなく、条件に反する並び方を消していく方向で考えると、手を動かす量が減ります。

この形式を無制限に練習する

「順序」推論だけを集中的に演習できます。毎回異なる人数・条件で出題されるため、反例を見つける感覚そのものを体に覚えさせられます。

本ページの問題は、特定の試験提供会社・団体とは無関係の、独自形式に準拠したオリジナル問題です。実際の試験問題の転載・再現ではありません。

当サイトのSPI推論問題は、条件を満たす場合をすべて洗い出したうえで正答をプログラムが確定しています(AIによるその場生成ではありません)。
他の攻略法を見るトップに戻る