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攻略法

玉手箱・GABの言語で「正しい言い換え」を誤りと判定してしまう人へ

「言い換え」は、本文に書かれている内容を、語彙や言い回しを変えて表現しただけの設問です。意味の追加や削除は一切ないため、本来は自信を持って「正しい(A)」と判定してよいものですが、表現が変わっているせいで「本当に同じ意味だろうか」と疑ってしまい、誤って「間違っている(B)」や「判断できない(C)」を選んでしまう人が多くいます。

実際の例で確認する

次の本文と設問を見てください。 【本文】 X社は、老舗の製造業として長年にわたり国内市場で事業を展開してきた。しかし近年、海外の競合企業が低価格の製品を投入し始めたことで、X社の主力事業部門では売上が徐々に減少していった。この状況を受けて、X社の経営陣は事業構造の見直しに着手した。 まず着目されたのは、社内における意思決定の遅さであった。従来のX社では、新規案件の承認に際して複数階層の管理職の承認を得る必要があり、決裁までに平均して三週間を要していた。経営陣はこの承認プロセスを簡素化し、一部の部署では決裁権限を現場責任者に移すことで、承認までの期間を一週間程度に短縮した。この変更により、企画部門と営業部門では新規案件の提案数が増加したと報告されている。 一方で、X社は研究開発への投資配分も見直した。従来は既存製品の改良に予算の大半を投じていたが、経営陣は新規分野への投資比率を高める方針を決定した。これにより、既存製品の改良に充てられる予算は縮小したものの、新規分野の研究チームの人員は増員された。 【設問】 X社では、新規分野への投資比率を高めた結果、既存製品の改良に充てる予算が縮小した。

POINT

正解は「正しい(A)」です。本文の「経営陣は新規分野への投資比率を高める方針を決定した。これにより、既存製品の改良に充てられる予算は縮小した」という一文を、語順を変えて言い換えただけの設問文だからです。新しい情報は加わっておらず、意味も変わっていません。「投資比率を高めた」→「その結果予算が縮小した」という本文の因果関係が、設問文でもそのまま保たれています。

見分け方

設問文を読んで、「本文のどの一文の言い換えか」を実際に本文中で指させるかを確認してください。対応する一文を指定でき、そこに新しい情報も矛盾もなければ、それは正しい(A)です。「たぶん同じ意味のはず」で済ませず、対応箇所を必ず特定する癖をつけると、疑心暗鬼で外すことがなくなります。表現が難しく感じられるときほど、実は単純な言い換えであることが多いパターンです。

この判定だけを演習する

正しい言い換えを自信を持って「正しい」と判定する練習を、集中的にできます。バンクの本文・設問はすべて事前に検証済みで、その場でAIが作るものではありません。

本ページの問題は、特定の試験提供会社・団体とは無関係の、独自形式に準拠したオリジナル問題です。実際の試験問題の転載・再現ではありません。

当サイトの言語問題は、事前に生成・検証を経てバンクに登録した本文・設問から出題しています(AIによるその場生成ではありません)。
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