攻略法
SPI「割合と比」の解き方
「割合と比」は、全体のうちある割合にあたる数から、別の割合にあたる数を求める問題です。SPIでは表やグラフを使わず、文章だけで割合の関係を組み立てる必要があるため、どの数がどの割合に対応するかを正確に把握することが重要です。
「割合と比」で問われること
「全体のP1%がN1にあたるとき、P2%にあたるのはいくつか」という形式です。全体そのものの数は分からなくても、2つの割合の比(P2÷P1)さえ分かれば、N1にその比を掛けるだけで答えが出ます。全体を求めてから計算し直す必要はありません。
実際に解いてみる
問題:あるサークルの目標人数の90%は198人である。この目標人数の30%にあたるのは何人か。 [ ]人
正解は66人です。90%が198人にあたるので、1%あたり198÷90人。30%にあたる数は198×30÷90=66人。全体(目標人数)そのものを求める必要はありません。
この形式でやりがちなミス
最も多いのは、基準の取り違えです。「90%が198人」という情報を、無意識に「全体(100%)が198人」と読み替えてしまい、198×30÷100のように計算してしまうミスです(この例では59人になります)。90%と100%はわずか10ポイントの差なので、答えの数値も大きくは外れず、電卓を使わない筆算では気づきにくいという特徴があります。もう一つは、2つの割合の役割を逆にしてしまうミスです。「N1にP2÷P1を掛ける」ところを「N1にP1÷P2を掛けて」しまうと、30%を求めたいのに90/30を掛けてしまい、答えが198人より大きくなってしまいます(この例では594人)。求める割合が基準の割合より小さいのに、計算結果が元の数より大きくなったら、逆にしている可能性を疑ってください。SPIの非言語は選択肢から消去法で絞れる5択ではなく数値をそのまま入力する形式のため、「だいたいこれくらいの値」で選ぶことはできません。1%あたりの数量を先に出す、という手順そのものを覚えておくことが重要です。
速く解くコツ:全体を求めない
全体(100%にあたる数)を先に計算してから、求めたい割合を掛け算する2段階の解き方でも正解にはたどり着きますが、割り切れない場合に端数が出やすく、時間もかかります。「N1×(P2÷P1)」という1本の式にまとめて計算したほうが速く、電卓が使えないテストセンター形式でも扱いやすい数値になるよう作問しています。
本ページの問題は、特定の試験提供会社・団体とは無関係の、独自形式に準拠したオリジナル問題です。実際の試験問題の転載・再現ではありません。
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