攻略法
SPI「情報の十分性」の解き方
「情報の十分性」は、ア・イという2つの追加情報のうち、どちらがあれば(あるいは両方必要か)設問の答えが1つに決まるかを判定する問題です。答えそのものを計算する必要はなく、「情報として足りているか」だけを見極めます。
「情報の十分性」で問われること
設問の答えが1つに決まる条件が揃っているかどうかを、ア・イそれぞれ単独の場合と、両方を使った場合で確認します。選択肢は次の5つで固定です。A:アだけで分かるが、イだけでは分からない。B:イだけで分かるが、アだけでは分からない。C:アとイの両方で分かるが、片方だけでは分からない。D:アだけでも、イだけでも分かる。E:アとイの両方があっても分からない。
実際に解いてみる
問題:W、X、Yの3人で13個のチョコレートを、全員が少なくとも1個はもらえるように分けた。 Xは何個もらったか。 ア WはYより5個多い イ YはXより多い
正解はC(アとイの両方で分かるが、片方だけでは分からない)です。アだけでは、W=Y+5であることしか分からず、たとえばY=1(W=6、X=6)でもY=2(W=7、X=4)でも条件を満たすため、Xの個数は決まりません。イだけでは、YがXより多いという大小関係しか分からず、たとえばX=1、Y=11でもX=2、Y=10でも成り立つため、こちらも決まりません。しかしアとイを両方使うと、W=Y+5とY>Xの両方を満たす組み合わせはY=3(W=8、X=2)の1通りに絞られ、Xの個数は2個に決まります。
この形式でつまずきやすい点
最も多いのは、「アだけで、なんとなく絞れそうな気がする」という感覚だけで判定してしまうミスです。実際に条件を満たす組み合わせを2つ以上探し、その2つで答えの値が変わってしまうことを確認しないと、「決まらない」と確信を持って判断できません。逆に、両方使えば決まるはずだと思い込み、実際には片方だけで既に決まっているケース(D)を見逃すこともあります。当サイトの解説には、「決まらない」と判定した場合、実際に条件を満たすのに答えが異なる2つの具体例を必ず示しています。
速く解くコツ:極端な場合を2つ試す
ア(またはイ)だけを使ったとき、条件を満たす組み合わせの中で極端な場合(一方を最大限大きくする、最小限小さくするなど)を2パターン試すと、答えが変わるかどうかを素早く確認できます。1パターンだけ試して「これなら答えが出た」と即断しないことが重要です。
この形式を無制限に練習する
「情報の十分性」だけを集中的に演習できます。配分・順序・数量の関係の3つの題材がランダムに出題されるため、「決まる/決まらない」を見極める感覚そのものを体に覚えさせられます。
本ページの問題は、特定の試験提供会社・団体とは無関係の、独自形式に準拠したオリジナル問題です。実際の試験問題の転載・再現ではありません。
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