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攻略法

玉手箱・GABの「前年比・増減率」問題の解き方

「前年比・増減率」は、基準となる期間からどれだけ増減したかを割合で求める問題です。分母をどちらの期間にするかで結果が大きく変わるため、ルールを固定しておくことが重要です。

「前年比・増減率」で問われること

増減率は「(比較したい期間−基準となる期間)÷基準となる期間」で計算します。分母は必ず「前の期間(基準)」になります。分母を当期にしてしまうのが最も多い誤答パターンです。

実際に解いてみる

年度会員数(人)
前期2,300
当期2,760

問題:当期の会員数は、前期と比べて何%増加したか。 A. 12% B. 16% C. 20% D. 24% E. 28%

POINT

正解はC(20%)です。(2,760−2,300)÷2,300=20%。分母を当期(2,760)にしてしまうと約17%になり、Bの16%のような近い誤答に引っかかりやすくなります。分母は必ず「前期」であることを徹底してください。

この形式でやりがちなミス

この形式で最も多いのが、「前年比」と「増加率」の取り違えです。前期100・当期120なら、前年比は120%、増加率は20%です。設問がどちらを聞いているかで答えが変わります。次に多いのが分母の取り違えで、増減率の分母は必ず前期です。当期を分母にすると、この例では(120−100)÷120≒17%となり、正しい20%とずれます。もう一つ注意したいのが「%」と「%ポイント」の違いです。利益率が5%から8%になったとき、これは3%ポイントの増加であって、3%の増加ではありません(3%の増加なら5%×1.03で約5.15%にしかなりません)。当サイトの計数問題は、こうした典型的なミスをたどると行き着く値を、そのまま誤答の選択肢にしています。だから「計算したら選択肢の中にあった」ことは、正しさの確認になりません。確認すべきは、分母が前期になっているか、聞かれているのが前年比か増加率か、です。この考え方は表より先に設問を読む解き方でも説明しています。

もう1問、前年比を問う形で解いてみる

年度売上(百万円)
前期400
当期500

問題:当期の売上は、前期の何%(前年比)か。 A. 25% B. 80% C. 120% D. 125% E. 130%

POINT

正解はD(125%)です。500÷400=1.25=125%。これが前年比です。もし増加率を問われていれば(500−400)÷400=25%(A)になります。分母を当期にして400÷500とすると80%(B)です。同じ数字でも、前年比を聞かれているのか増加率を聞かれているのかで答えが変わることが分かります。

速く解くコツ:概算で選択肢を絞る

正確に割る前に、増加率が10%を超えるか下回るかは、前期の1割と比べるだけで分かります。前期2,300なら1割は230です。増加分がこの230より大きければ増加率は10%超、小さければ10%未満で、10%前後を境に選択肢を上下に振り分けられます。最初の例では増加分が460で230の2倍なので、増加率は約20%と即座に見当がつきます。

電卓が使えないときは

C-GABなどテストセンター形式では電卓が使えず、同じ問題でも暗算での進め方に変わります。前年比・増減率では、前期の10%・5%・1%を先に出しておくと速くなります。前期2,300なら、10%=230、5%=115、1%=23です。当期との差460は230(10%)のちょうど2倍なので増加率20%、とすぐ分かります。電卓なしの数値に慣れるには、テストセンター/暗算モードで練習できます。

この形式を無制限に練習する

「前年比・増減率」だけを集中的に演習できます。毎回異なる数値の表が出題されるため、パターンそのものを体に覚えさせられます。

本ページの問題は、特定の試験提供会社・団体とは無関係の、独自形式に準拠したオリジナル問題です。実際の試験問題の転載・再現ではありません。

当サイトの計数問題は、数値・正答をすべてプログラムが自動計算しています(AIによるその場生成ではありません)。
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